雨雲レーダー画像、天気図、気象衛星画像、予想天気図、台風経路図、気象情報:気象庁ホームページより
今日は東北から北陸、山陰沖の日本海に秋雨前線がかかり、四国の南にある熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込んで、東北南部、北陸、東海では激しい雨の降っているところがあります。
東北地方、東日本、西日本では大雨となるおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。
台風13号は7日から8日にかけて関東地方に接近するおそれがあり注意が必要です。
渇水の続く新潟でも今日は漸く雨が降る見込みです。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号
2023年09月06日05時01分 気象庁発表
四国地方と北陸地方では、引き続き6日午後にかけて、東海地方では6日午後から7日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
[気圧配置など]
日本の東には低気圧があって、この低気圧から前線が西日本日本海側にのびています。また、台風第12号から変わった熱帯低気圧が四国の南にあってほとんど停滞しています。前線は6日夜にかけて西日本を通過し、7日朝には東日本を通過するでしょう。
前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでおり、また、西日本では熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となっています。このため、西日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴い非常に激しい雨の降っている所があります。
また、台風第13号が日本の南を北上し、7日から8日にかけて、東日本太平洋側に接近するおそれがあります。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
西日本や北日本では6日、東日本では7日にかけて、雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
7日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東海地方、四国地方 250ミリ
北陸地方 200ミリ
伊豆諸島、近畿地方 150ミリ
中国地方 120ミリ
東北地方、関東甲信地方 100ミリ
8日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
伊豆諸島 100から150ミリ
の見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。