天気図、気象衛星画像、台風経路図、予想天気図：気象庁ホームページより
台風13号は本州の南海上を北北東に進んでいます。昨日までの予報より進路が西寄りとなって、8日後半以降に関東に接近、上陸するおそれがあり、気象庁より大雨などに関する注意情報が発表されています。
令和5年 台風第13号に関する情報 第11号
2023年09月07日05時11分 気象庁発表
台風第１３号は日本の南を発達しながら北北東に進み、９日にかけて東日本や北日本に接近するおそれがあります。伊豆諸島では引き続き８日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
［台風の現況と予想］
台風第１３号は、７日３時には日本の南にあって１時間におよそ２５キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は９９８ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は１８メートル、最大瞬間風速は２５メートルで中心の南東側２２０キロ以内と北西側１６５キロ以内では風速１５メートル以上の強い風が吹いています。
台風は日本の南を発達しながら北北東に進み、９日にかけて東日本や北日本に接近するおそれがあります。
［防災事項］
＜大雨・雷・突風＞
東日本では９日にかけて、台風周辺や台風本体の発達した雨雲により雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
８日６時までの２４時間に予想される雨量は多い所で、
伊豆諸島 ２５０ミリ
東海地方 １５０ミリ
関東甲信地方 １００ミリ
９日６時までの２４時間に予想される雨量は多い所で、
関東甲信地方、東海地方 １００から２００ミリ
伊豆諸島 １００から１５０ミリ
の見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。特に伊豆諸島では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
＜高波・強風＞
東日本では９日にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹き、うねりを伴いしける見込みです。
７日に予想される波の高さは、うねりを伴い
伊豆諸島 ５メートル
８日に予想される波の高さは、うねりを伴い
伊豆諸島 ５メートル
関東地方、東海地方 ４メートル
の見込みです。
７日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
伊豆諸島 ２０メートル（３０メートル）
８日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
伊豆諸島、東海地方 ２０メートル（３０メートル）
強風やうねりを伴った高波に十分注意してください。