出口が見えない暑さ、11日雷、突風、ひょうなど激しい気象に注意

天気図、天気分布予想図、予想天気図:気象庁ホームページより


今日11日も列島付近は同じような気圧配置が続いています。

東日本から東北地方は太平洋高気圧の圏内で雲は多めながら晴れているところが多くなっています。

また北海道や西日本は太平洋高気圧の周りを回る湿った空気が流れ込み、一部で激しい雨の降っているところがあります。

西日本では今日11日、北日本や東日本では明日12日にかけて大気の状態が不安定で雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第1号

2023年09月11日05時01分 気象庁発表

西日本では11日、北日本と東日本では12日にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意してください。


[気圧配置など]

 日本付近には、日本のはるか東に中心を持つ高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、北日本から西日本の上空約6000メートルに、氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいます。また、12日にかけて北日本を低気圧が通過する見込みです。このため、北日本から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達して雷を伴った激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降る見込みです。


[防災事項]

 西日本では11日、北日本と東日本では12日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。