北海道、東北、北陸強雨に注意、21日頃から全国的に気温一段下がる見込み

天気図、雨雲レーダー画像、気象衛星画像、天気分布予想図、予想天気図:気象庁ホームページより


今日19日は沿海州付近にある低気圧に向かって湿った空気が流れ込み、北日本の西の海上に発達した雨雲があって、これから北日本や北陸では激しい雨や雷、突風となるおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。


また関東から東海、西日本では今日も厳しい暑さが続き、関東の内陸部では35℃以上の猛暑日となるところがある見込みで注意が必要です。


この後21日頃秋雨前線や低気圧が西日本の日本海側に進み、西日本では日本海側中心に大雨となる可能性があり、注意が必要です。


秋雨前線の南下に伴い、21日頃から全国的に気温が一段下がる見込みで、暑さもようやく出口が見え始めて来ました。


大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号

2023年09月19日05時00分 気象庁発表

北日本から東日本では、20日にかけて雷を伴い激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。


[気圧配置など]

 沿海州付近に低気圧があって東北東へ進んでいます。低気圧は20日にかけて、前線を伴ってオホーツク海に進み、低気圧からのびる前線が北日本を通る見込みです。前線に向かって、日本のはるか東に中心を持つ高気圧の縁をまわって、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。北日本から東日本では、20日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。


[防災事項]

 北日本から東日本では、20日にかけて、雷を伴い激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

 20日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、

  北海道地方、東北地方  80ミリ

  北陸地方        60ミリ

の見込みです。


 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。