1か月予報(10/7〜11/6)北日本再び高温へ

天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図、1か月予報分布図、海面水温平年差分布図:気象庁ホームページより


今日は北日本に暴風雨をもたらした低気圧は東海上に抜けていますが、冬型の気圧配置となって、北日本の日本海側や北陸では雨が降っており、強風となっています。


また西から前線が北上して西日本の一部で雨が降り出しています。

明日8日から9日にかけて前線上に低気圧が発生し、本州の南岸を発達しながら通過する見込みです。

西日本から東日本の太平洋側では大雨となるおそれがありますので注意が必要です。


一昨日10/5に気象庁より10/7〜11/6の1か月予報が発表されました。

列島は全国的にようやく秋の空気に覆われここ数日の気温は平年並みからやや低めとなっていますが、北日本では10日頃から再び暖かい空気に覆われるようになり、15日頃からは特に高くなる見込みです。

北日本が高温となる背景には周辺海域の海面水温が平年と比べかなり高い状態が続いていることがあります。

一般に発達した低気圧が通過すると海面が撹拌されて水温は下がる傾向ですが、8月に気象庁より発表された報告では三陸沖では海洋内部の水温も高温となっており、今後も高い状態が続くとみられます。


1か月を通じた降水量は8日から9日に通過する低気圧による雨の影響が大きく、西日本の太平洋側で多くなると予想されています。