1か月予報分布図、予想天気図：気象庁ホームページより
現在インドに出張中で、実況についてはタイムリーな情報が提供できませんので、1か月予報の解説をご提供します。
昨日10/26に気象庁より10/28〜11/27の1か月予報が発表されました。
引き続き日本付近は暖かい空気に覆われやすく、期間を通じて全国的に気温の高い状態が続くと予想されています。
11/6の予想天気図を見ると、北日本に深い気圧の谷が近づくと解析されており、この気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置となって一時的に寒気が入りそうです。
この時に北日本の日本海側では降水量が多くなるとみられ、期間を通じた降水量は北日本の日本海側で多いと予想されています。
インド南部では水稲の二毛作が行なわれ、2回目のKharifが間もなく収穫を迎えようとしていますが、このところインド洋正のダイポールモード現象の影響か気温はやや低め、雨の少ない状態が続いており、多発すると大きな問題となるトビイロウンカBPHの発生も少ない状態で推移しそうです。
