アメダス積雪深分布図、天気図、気象衛星画像、雨雲レーダー画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
今日も日本付近は強い冬型の気圧配置となっていますが、西日本の日本海側や北陸は風がぶつかり合う前線帯が発生して雨雲が発達しており、強雨や雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。明日にかけて注意が必要です。
昨日は北海道北部では大雪となったところがありました。
今回この時季としてはかなり強い寒気が流入しましたが、それ以上に日本海の海面水温の高い状態が続いているのが影響している可能性があります。
今回の寒気は15日頃には緩む見込みで、17日頃からは低気圧が発達しながら日本海を通過し、北日本に近づきそうです。
北日本から東日本中心に荒れた天気となる見込みですので注意が必要です。
この低気圧は進路が北寄りとなるため、通過後は西高東低より南高北低の気圧配置となって寒気の流入はやや弱いとみられます。
北海道も平地は雨の予報となっています。
平地の根雪はまだ先となりそうです。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号
2023年11月13日05時09分 気象庁発表
西日本では13日昼前にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。北陸地方では14日にかけて、土砂災害に警戒してください。また、北陸地方では13日夜遅くにかけて、西日本では13日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気圧配置など]
北日本から西日本の上空約5500メートルを、氷点下30度以下の、この時期としては強い寒気を伴った気圧の谷が通過する見込みです。このため、北陸地方では13日夜遅くにかけて、西日本では13日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。西日本では13日朝にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。また、気圧の谷の通過後も寒気の影響を受けるため、北陸地方では14日にかけて、断続的に雨の降る所があるでしょう。
[防災事項]
西日本では13日朝にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨、北陸地方では14日にかけて、断続的に雨の降る所があり、大雨となるでしょう。
14日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
北陸地方 80ミリ
近畿地方 60ミリ
中国地方 50ミリ
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。これまでの雨により地盤の緩んでいる所があり、予想よりも雨雲が発達した場合は、警報級の大雨となるおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。