天気図、予想天気図:気象庁ホームページより
今日は冬型の気圧配置は緩みましたが、本州付近には小さな低気圧があり、不安定な天気となっています。北陸は明日にかけ雷、突風、ひょうなど激しい気象に注意が必要です。
この後16日後半から列島を深い気圧の谷が通過し17日から18日は強風、強雨など荒れた天気に注意が必要です。
この気圧の谷の通過に伴う寒気の南下は弱いとみられていましたが17日21時の予想天気図では上空5500m付近で-36℃の強い寒気が日本海に南下すると解析されており、西日本から東日本はこの寒気の影響を受け、18日は山間部は雪となる見込みです。
荒れた天気と急な気温の低下に注意が必要です。
またこの後24日の予想天気図でも発達した低気圧がオホーツク海に進み日本付近は強い冬型の気圧配置となって平地でも雪となる目安の上空1500m付近で-6℃の寒気が西日本まで南下すると解析されており、このタイミングでも西日本中心に大きく気温が下がる可能性があります。
気象庁の長期予報ではエルニーニョ現象の影響で暖冬と予想されていますが、強い寒気の渦が次々と南下する時期が続き、11月は平年より気温が低くなる可能性が出てきています。
毎週木曜日発表の1か月予報に注目が必要です。