天気図、予想天気図、気象衛星画像、2週間気温予報分布図:気象庁ホームページより
日本付近を深い気圧の谷が通過してゆきます。
低気圧が急速に発達しながら日本海から北日本方面に進み、本州付近にも別の低気圧が発生する見込みで、明日17日にかけて全国的に強風や強雨など荒れた天気に注意が必要です。
北日本では大雨、西日本から北日本では雷、突風、ひょうなど激しい気象に対する注意情報が発表されています。
また、この気圧の谷は後面に強い寒気を伴っており、西日本から東日本の山間部は18日は雪となる見込みです。
積雪に注意してください。
この次の気圧の谷は23日頃通過する見込みですがこの気圧の谷も強い寒気を伴う可能性があり、11/23〜11/27の2週間気温予報では西日本の気温が平年より低くなると予想されています。
気温の変化にも注意が必要です。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号
2023年11月16日05時19分 気象庁発表
北日本では、17日は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、西日本では17日にかけて、東日本から北日本では17日は、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨や激しい雨に注意してください。
[気圧配置など]
17日にかけて、前線を伴った低気圧が日本海を北北東に進み、寒冷前線が西日本から北日本を通過するでしょう。また、別の低気圧が前線を伴って本州の南岸を北東に進む見込みです。これらの低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
北日本では、17日は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
18日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
北海道地方 100から150ミリ
の見込みです。
北日本では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。予想以上に雨雲が発達した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。
また、西日本から北日本では、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
なお、日本海と本州の南岸の低気圧が予想よりも発達した場合には、北日本や東日本では風がさらに強まり、暴風や海は大しけのおそれがあります。