北日本日本海側北陸暴風雪に注意⚠️、1か月予報(11/25~12/24)冬型となる日多く気温低い

天気図、予想天気図、気象衛星画像、1か月予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより


発達した低気圧はオホーツク海に進み、日本付近を寒冷前線が通過しています。

寒冷前線の通過後は日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となって強い寒気が入ります。北日本の日本海側や北陸では次第に北西よりの強い風が吹き、雪が降る見込みです。

気象庁から暴風雪に関する注意情報が発表されています。


この冬型の気圧配置と寒気は25日頃までとなりますが、この後は28日頃に気圧の谷が通過して29日から30日にかけてと12月2日頃に気圧の谷の通過があって12月3日から4日にかけて寒気が入る見込みです。

気象庁からは11月30日頃から九州に強い寒気が入る早期天候情報が発表されています。


昨日11月23日に気象庁より11月25日から12月24日の1か月予報が発表されましたが、1週目から2週目にかけて次々と寒気が南下するため気温は全国的に平年より低く、特に西日本で低いと予想されています。

3週目以降は気温の高い状態に戻ると予想されています。

また降水量は冬型の気圧配置で北日本の日本海側から北陸では降水量は多いと予想されていますが、平地では雨となる可能性もあり降雪量は平年並みからやや少ない見込みです。



暴風雪と高波及び雷に関する全般気象情報 第4号

2023年11月24日05時20分 気象庁発表

急速に発達中の低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本や北陸地方では、25日にかけて、雪を伴った非常に強い風や強い風が吹き、海上ではしける見込みです。暴風雪に警戒し、高波に注意・警戒してください。また、北日本では24日は、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意してください。


[気圧配置など]

 急速に発達中の低気圧がオホーツク海にあって、寒冷前線が北日本を通って西日本へのびています。

 低気圧は、引き続きオホーツク海を北東に進み、寒冷前線が24日に北日本から西日本を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空の寒気の影響も加わるため、北日本では24日は、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

 前線の通過後は、日本付近は25日にかけて強い冬型の気圧配置となり、北日本の上空約5000メートルには氷点下36度以下の寒気が流れ込む見込みです。このため、北日本を中心に25日にかけて大雪となるおそれがあります。


[防災事項]

<暴風雪・高波>

 急速に発達中の低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本や北陸地方では、25日にかけて、雪を伴った非常に強い風や強い風が吹き、海上ではしける見込みです。

 24日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

   北海道地方 20メートル(35メートル)

   北陸地方  20メートル(30メートル)

   東北地方  15メートル(25メートル)

 25日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

   北海道地方      20メートル(35メートル)

   東北地方、北陸地方  18メートル(30メートル)

 24日に予想される波の高さは、

   東北地方、北陸地方  5メートル

 25日に予想される波の高さは、

   北陸地方       5メートル うねりを伴う

   北海道地方、東北地方 5メートル

 の見込みです。

 猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒し、高波に注意・警戒してください。予想以上に低気圧が発達した場合には、警報級の高波となる可能性があります。


<雷・突風>

 北日本では24日は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。