天気図、予想天気図:気象庁ホームページより
西日本から東日本の太平洋側に雨を降らせた南岸低気圧は東海上に抜けて、各地とも天気が回復して晴れているところが多くなっています。
しかし、西から上空に寒気を伴った低気圧が近づいており、今夜から明日にかけて列島を寒冷前線が通過する見込みです。
雷、突風、ひょうなど激しい気象に対する注意情報が出されていますので注意してください。
この後は7日、9日に北日本を気圧の谷が通過し、8日、10日に北日本に寒気が入りそうです。北日本は日本海側中心に荒れた天気に注意が必要です。
東日本の太平洋側から西日本は10日頃から気温が平年よりかなり高くなる見込みです。早期天候情報も発表されています。
さらにこの後12日頃には本州の南岸を低気圧が発達しながら進む可能性が出てきています。風雨が強まるおそれもありますので備えておく必要があります。
激しい気象、寒暖の差、風雪や風雨と目まぐるしく天気が変わる年となっていますので情報に注意してください。
雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第1号
2023年12月06日04時55分 気象庁発表
西日本では6日夜から7日にかけて、東日本から北日本では7日は、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。
[気圧配置など]
前線を伴った低気圧が、7日にかけて日本海を北北東に進み、寒冷前線が西日本から北日本を通過する見込みです。また、日本の上空約5500メートルには、氷点下24度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空寒気の影響も加わるため、西日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
西日本では6日夜から7日にかけて、東日本から北日本では7日は、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。