18日にかけ北日本日本海側北陸暴風雪、大雪に注意⚠️、20日頃にも次の寒波

天気図、予想天気図、気象衛星画像、1か月予報分布図:気象庁ホームページより


日本列島は寒冷前線が通過し、冬型の気圧配置となりつつあります。

これから18日にかけて北日本の日本海側や北陸では暴風雪や大雪となるおそれがあり、気象庁から注意情報が発表されています。

寒気の南下により、西日本の平野部でも雪となる見込みで、積雪に注意が必要です。


寒波は20日頃にも西日本中心に南下する見込みで、西日本では最低気温が氷点下となるところもある見込みで水道管の凍結など低温被害に注意してください。


気象庁から12月14日に12月16日から1月15日の1か月予報が発表されました。

気温については1週目の12月16日から23日は寒波の影響で北日本、西日本中心に全国的に平年より低いと予想されています。

2週目以降は徐々に平年並みとなり、北日本では平年より高い方向に転じて行くと予想されています。


降水量は1週目の低気圧の通過や日本海側の雪の影響が強く出て、期間を通じた量は全国的に多めと予想されています。

降雪量も日本海側では多くなると予想されています。


暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第3号

2023年12月16日17時01分 気象庁発表

北日本や東日本の日本海側を中心に18日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。また17日から18日にかけて大雪にも注意・警戒してください。


[気圧配置など]

 低気圧が日本海にあって、東北東に進んでいます。低気圧は17日にかけて、急速に発達しながら日本海からオホーツク海に進むでしょう。また、日本付近は17日から18日にかけて、冬型の気圧配置となり、北日本の上空約5500メートルには氷点下36度以下の寒気が流れ込む見込みです。


[防災事項]

<暴風雪・高波>

 急速に発達する低気圧や冬型の気圧配置の影響で、北日本や東日本の日本海側を中心に18日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけとなるでしょう。

 16日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  東北地方、北陸地方  23メートル(35メートル)

 17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  北海道地方      25メートル(35メートル)

  東北地方、北陸地方  23メートル(35メートル) 

 18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  北海道地方      20から24メートル(30から40メートル)

 16日に予想される波の高さは、

  東北地方、北陸地方  6メートル

 17日に予想される波の高さは、

  東北地方、北陸地方  6メートル

  北海道地方      5メートル

 18日に予想される波の高さは、

  北陸地方       6メートル

  北海道地方、東北地方 5メートル

の見込みです。

 猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。


<大雪>

 北日本や東日本の日本海側を中心に17日から18日にかけて、冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、大雪となる所があるでしょう。特に北陸地方では、日本海から活発な雪雲が断続的に流れ込み、局地的に降雪量が多くなるおそれがあります。

 17日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  北海道地方      60センチ

  北陸地方       50センチ

  東北地方       40センチ

 18日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  北陸地方       60から80センチ

  北海道地方、東北地方 30から50センチ

 19日18時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、

  北海道地方      20から40センチ

の見込みです。

 積雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意してください。