天気図、気象衛星画像、気象情報:気象庁ホームページより
日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となって強い寒気が流れ込んでいます。
北日本の日本海側、北陸では暴風雪、大雪に厳重に警戒してください。
北陸沖の日本海側にはJCPZ、日本海寒帯気団収束帯が発生しており、これが陸地にかかると激しい雪となり積雪量が極端に増えるおそれがあります。
西日本の平地でも初雪を観測したところが多くなっています。
山陰などでも積雪となるおそれがあり注意してください。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第4号
2023年12月17日05時18分 気象庁発表
北日本や東日本の日本海側を中心に18日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。大雪にも注意・警戒してください。
[気圧配置など]
低気圧がオホーツク海にあって、北東に進んでいます。低気圧は、17日は急速に発達しながら千島近海に進むでしょう。また、日本付近は18日にかけて冬型の気圧配置となり、北日本の上空約5500メートルには氷点下36度以下の寒気が流れ込む見込みです。
[防災事項]
<暴風雪・高波>
急速に発達する低気圧や冬型の気圧配置の影響で、北日本や東日本の日本海側を中心に18日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけやしけとなるでしょう。
17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方 25メートル(35メートル)
東北地方、北陸地方 23メートル(35メートル)
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道地方 20メートル(35メートル)
17日に予想される波の高さは、
東北地方 8メートル
北海道地方、北陸地方 6メートル
18日に予想される波の高さは、
北海道地方、東北地方、北陸地方
5メートル
の見込みです。
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。
<大雪>
北日本や東日本の日本海側を中心に、18日にかけて冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、大雪となる所があるでしょう。特に北陸地方では、日本海から活発な雪雲が断続的に流れ込み、局地的に降雪量が多くなるおそれがあります。
18日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 70センチ
北海道地方、東北地方 60センチ
19日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 30から50センチ
北海道地方 20から40センチ
の見込みです。
積雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意してください。