20日〜21日東日本太平洋側大雪の可能性、23日〜25日、27日〜寒気南下の見込み

天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図:気象庁ホームページより


今日は西から前線が西日本の日本海側から北陸に伸びて前線に近いところでは雨が降っています。

このあと前線は19日にかけて南に下がりながら一旦弱まる見込みです。


しかし20日頃から前線上に低気圧が発生し、22日にかけて本州の南岸を発達しながら通過する見込みです。

西日本から東日本、北日本の太平洋側では雨や雪となり、降水量が多くなりそうです。

昨日までの予想では東日本の太平洋側は山間部でも雨となる可能性がたかくなっていましたが、低気圧の進み方と寒気の南下のバランスが変わり、今日の予報では雪となる可能性が出てきています。

雪となった場合には大雪となり、湿った重い雪の積雪で果樹の枝折れやハウス施設の倒壊など被害のおそれがありますので注意してください。

収穫期の野菜など露地作物で、積雪が心配される場合には明日20日までに収穫を検討してください。


またこの南岸低気圧や日本海に発生する別の低気圧が抜けたあと23日頃から冬型の気圧配置となって、強い寒気が南下する見込みです。

北日本の日本海側や北陸中心に暴風雪や大雪となる可能性があり、今後の情報に注意してください。

この寒波は25日頃までの見込みですが、27日頃から再び冬型の気圧配置となって強い寒気が南下する可能性がありしばらくは断続的な寒波に注意が必要です。