20日夜から21日午前関東甲信大雪や大雨に注意⚠️23日~25日は寒気南下、1か月予報(1/20~2/19)気温高い

天気図、予想天気図、天気分布予想図、気象情報:気象庁ホームページより


西から気圧の谷が近づき、西日本、東日本で雨が降っています。

明日21日にかけて本州の南岸を低気圧が発達しながら通過する見込みで、西日本から東日本、北日本の広い範囲で雨や雪となり、特に関東甲信では平野部では大雨、山間部では大雪となるおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。

積雪による果樹の枝折れ、ハウス施設の倒壊に注意してください。


23日頃から日本付近は冬型の気圧配置となって強い寒気が南下する見込みで、25日にかけて北日本の日本海側、北陸、山陰中心に暴風雪や大雪のおそれがありますので最新の情報に注意してください。


18日に気象庁より1/20から2/19の1か月予報が発表されました。

全般的にはこれまでの予報通り暖冬傾向が続く予想です。

25日頃までの寒波が後退した後は寒気が南下しても長続きせず北海道を除き日本付近は暖かい空気に覆われる日が多い見込みです。

20日から21日の南岸低気圧による降水の影響や23日から25日頃の冬型の気圧配置の影響で全国的に降水量は平年よりやや多いと予想されていますが、冬型の気圧配置が長続きしないために日本海側の降雪量は各地とも少ないと予想されています。


大雪と大雨及び高波に関する関東甲信地方気象情報 第4号

2024年01月20日05時51分 気象庁発表

関東甲信地方では、20日夜から21日にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となる所があるでしょう。積雪による交通障害や路面の凍結に注意・警戒してください。また、関東地方の沿岸部と伊豆諸島では、21日は、大雨に注意・警戒し、21日から22日にかけて高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。


[気象状況と予想]

 20日から21日にかけて、前線を伴った低気圧が本州の南岸を発達しながら東北東へ進み、21日夜には関東の東海上に達する見込みです。このため、関東甲信地方では、20日午後は、次第に雪や雨となり、21日にかけて降り続くでしょう。関東地方の沿岸部や伊豆諸島を中心に21日は雨が強まる所があり、21日から22日にかけて風が強まり、波が高まるでしょう。


[防災事項]

<大雪>

 関東甲信地方では、20日夜から21日にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となる所があり、関東地方南部の平地でも積雪となる所がある見込みです。予想より気温が低くなり、降雪が強まった場合には、山沿いや山地を中心に警報級の大雪となる可能性があります。積雪による交通障害や路面の凍結に注意・警戒してください。また、ビニールハウスなどの倒壊、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。なだれにも注意してください。


<大雨・雷・突風>

 関東地方の沿岸部と伊豆諸島では、21日は低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。このため、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。低気圧が予想より発達した場合や前線の活動が活発となった場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。


<高波・強風>

 関東地方では、21日から22日にかけて海上を中心に非常に強い風や強い風が吹き、海は大しけとなる所があるでしょう。低気圧が予想よりも発達した場合は、暴風となる可能性もあります。交通機関や船舶、沿岸の施設等は高波に警戒し、強風に注意・警戒してください。


[量的予想]

<雪の予想>

20日6時から21日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部の山地         25センチ

 関東地方北部の平地         20センチ

 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 20センチ

 関東地方南部の平地         2センチ

 甲信地方              20センチ

その後、21日6時から22日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部の山地         20から40センチ

 関東地方北部の平地         10から20センチ

 箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 5から10センチ

 関東地方南部の平地         0センチ

 甲信地方              10から20センチ


<雨の予想>

20日6時から21日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部 30ミリ

 関東地方南部 30ミリ

 甲信地方   30ミリ

 伊豆諸島   80ミリ

その後、21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部 100から150ミリ

 関東地方南部 100から150ミリ

 甲信地方   およそ50ミリ

 伊豆諸島   50から100ミリ

 

<高波>

21日に予想される波の高さ

 関東地方 7メートル うねりを伴う

 伊豆諸島 4メートル うねりを伴う

その後22日も、大しけが続く見込みです。


<強風>

21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

 関東地方の海上 23メートル(35メートル)

 伊豆諸島    15メートル(25メートル)

 関東地方の陸上 18メートル(30メートル)