天気図、予想天気図、気象情報：気象庁ホームページより
今日は本州の太平洋側に強雨をもたらした低気圧は東海上に抜けましたが、日本海に低気圧があり、北海道や本州の日本海側では雨や雪の降っているところがあります。
この後この日本海の低気圧が発達しながら北海道付近に達し、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。
日本海の上空5,500m付近には-40℃の今季一番の寒気が流れ込み、23日から25日にかけ、北日本、東日本、西日本の日本海側では大雪となるおそれがあり、特に北陸や山陰ではJPCZ、日本海寒帯気団収束帯が発生しやすい状況で警報級の大雪となるおそれがありますので厳重に警戒してください。
東海地方では太平洋側まで雪雲が流れ込み、積雪するおそれもありますので注意が必要です。
また西日本でも最低気温が氷点下となる可能性がありますので、水道管の凍結など低温被害にも注意してください。
大雪に関する全般気象情報 第2号
2024年01月22日04時44分 気象庁発表
日本付近は２３日から２５日頃にかけてこの冬一番の強い寒気が入り、冬型の気圧配置が強まるでしょう。東日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるでしょう。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒してください。
［気圧配置など］
２３日から２５日頃にかけて、日本付近の上空約５５００メートルに氷点下４０度以下の、この冬一番の強い寒気が流れ込むでしょう。このため、日本付近は、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
［防災事項］
＜大雪＞
東日本から西日本の日本海側を中心に２３日から２５日頃にかけて、冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、大雪となる所がある見込みです。
２４日６時までの２４時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 ６０から８０センチ
近畿地方 ４０から６０センチ
２５日６時までの２４時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 ７０から１００センチ
近畿地方 ４０から６０センチ
の見込みです。寒気の強さによっては、その他の東日本から西日本にかけての地方でも、警報級の大雪となる可能性があります。
積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意してください。令和６年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊に注意が必要です。