天気図、気象衛星画像、雨雲レーダー画像、予想天気図、3か月予報分布図、3か月予報解説資料、気象情報:気象庁ホームページより
日本付近は強い冬型の気圧配置が続いており、今季一番の寒気にすっぽり覆われて、北日本東日本西日本の日本海側では雪が続き、北陸から近畿の日本海側では昨日から大雪となりました。
また低気圧に近い北海道は明日にかけて暴風雪に厳重に警戒してください。
一昨日23日に気象庁より2月〜4月の3か月予報が発表されました。
各月とも予想はほぼ同じで3か月を通じて全国的に気温が平年より高い、暖冬傾向が続く予想です。
また大陸の高気圧が弱いため本州付近に前線が停滞したり低気圧が通過することが多くなり、東日本から西日本の太平洋側中心に降水量が多いと予想されています。
これまで寒暖の差が激しく、果樹作物などの休眠打破は入っており、気温の高さと合わせ、開花時期は早いと予想されます。
今年も凍霜害の発生には注意が必要な春となりそうです。
暴風雪と高波及び大雪に関する北海道地方気象情報 第8号
2024年01月25日05時02分 札幌管区気象台発表
北海道地方では、26日明け方にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。また、大雪による交通障害、高潮による低い土地の浸水に十分注意してください。
<気象概況>
北海道付近は、26日にかけて、千島近海の動きの遅い低気圧の影響で、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
<防災事項>
北海道地方では、26日明け方にかけて、北または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。冬型の気圧配置の強まり等によっては、暴風雪や大しけの期間や地域が拡大するおそれがあります。また、日本海側を中心に雪雲が同じ場所に流入した場合は、警報級の大雪となる可能性もあります。
北海道地方では、26日にかけて冬型の気圧配置が続くため、ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、強風、高波、高潮による低い土地の浸水に十分注意し、なだれにも注意してください。
なお、北海道地方では、流氷の動きが激しくなるため注意してください。
<風の実況>
23日0時から25日4時までの最大瞬間風速と最大風速
(アメダスによる速報値 単位:メートル)
宗谷地方
稚内市宗谷岬
最大瞬間風速 28.7 北北東 24日08時58分
最大風速 21.3 北北東 24日11時23分
上川・留萌地方
留萌市大町
最大瞬間風速 22.8 北西 25日03時04分
最大風速 16.5 北西 25日03時30分
石狩・空知・後志地方
石狩市浜益
最大瞬間風速 23.7 北西 25日01時22分
最大風速 16.1 北西 25日01時27分
渡島・檜山地方
奥尻町稲穂
最大瞬間風速 27.3 西 23日14時15分
最大風速 19.5 南東 23日00時21分
<風の予想>
25日に予想される最大風速(最大瞬間風速)北または北西の風
日本海側陸上 20メートル(35メートル)
日本海側海上 23メートル(35メートル)
太平洋側陸上 20メートル(35メートル)
太平洋側海上 25メートル(35メートル)
オホーツク海側陸上 18メートル(30メートル)
オホーツク海側海上 25メートル(35メートル)
26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)北または北西の風
日本海側陸上 20メートル(35メートル)
日本海側海上 20メートル(30メートル)
太平洋側陸上 15メートル(30メートル)
太平洋側海上 20メートル(30メートル)
オホーツク海側陸上 16メートル(30メートル)
オホーツク海側海上 18メートル(30メートル)
<雪の予想>
25日6時から26日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
日本海側 50センチ
太平洋側 40センチ
オホーツク海側 50センチ
その後、26日6時から27日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
日本海側 20から40センチ
太平洋側 10から20センチ
オホーツク海側 20から40センチ