天気図、予想天気図、早期天候情報分布図:気象庁ホームページより
今日も日本付近は弱い冬型の気圧配置となって日本海側では雨や雪となっているところがあります。
また四国の南には低気圧があり西日本では太平洋側でも雨がふっているところがあります。
この後日本付近は徐々に寒気が後退し、全国的に平年より気温の高い状態となりそうです。
しかし2月1日から2日頃は冬型の気圧配置となり北海道にはやや強い寒気が入りそうですので注意してください。
2月4日や2月6日の予想天気図では本州付近や本州南岸付近を低気圧が通過し、東日本や西日本で天気が崩れそうですが、これらの低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、平地で雪が降る目安の上空1,500m付近の-6℃の等温線は東北地方付近まで北上すると解析されています。
少なくとも2月上旬は気温の高い状態が続くのは間違いなさそうですが、大陸西部には寒気の渦が南下しているところもありこのまま強い寒気の南下が無いかどうか判断するのはまだ早いと言えそうです。
いずれにせよ平均すれば暖冬となる予想で、数度寒波も来襲しましたので休眠打破も入り、果樹作物の開花は今年も相当早くなりそうです。
開花が早い年は野菜作物の新芽と合わせ凍霜害が発生しやすくなりますので、今から資材準備等検討しておくのが良さそうです。