天気図、気象衛星画像、予想天気図(加工含む)、気象情報：気象庁ホームページより
日本海には上空に強い寒気を伴った低気圧があって、この影響で１１日は西日本、１２日午前にかけて東日本では天気の急変に注意が必要です。
低気圧の上空5,500m付近には-36℃の強い寒気の渦、寒冷渦が南下しており、この寒冷渦の南東側では大気の状態が非常に不安定となり、竜巻など突風、雷、ひょうなど激しい気象が発生するおそれがあります。
この低気圧は１２日午後には東に抜けて、１３日は大きな移動性高気圧が日本の南に張り出して、日本付近は全般に南よりの風となって暖かい空気が流れ込む見込みです。全国的に気温が平年よりかなり高くなる見込みです。
この全国的に気温の高い状態は２週間気温予報では２０日頃まで続くとみられ、雪の多い地域では融雪に注意が必要です。
ただ、２１日の予想天気図には南岸低気圧やその後面の強い寒気の南下が解析されており、このままずっと平年より気温の高い状態が続く可能性は低いとみられますので注意してください。
本日埼玉県の水稲作地域を通りましたが、トラクターで圃場を耕起しているところをみかけました。
早期水稲のシーズンはもうはじまっています。