春の嵐に注意、23日頃からの寒気に注意

予想天気図、気象衛星画像、2週間気温予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより


今日は日本海を低気圧が発達しながら進み、北日本を通過してゆく見込みです。

低気圧の南側にあたる東日本から西日本では低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、突風、雷、ひょうや短時間に強い雨が降るところがあり注意が必要です。

東日本では南よりの暴風にも注意してください。

この低気圧の通過したあとは一時的に冬型の気圧配置となり16日、17日は一旦北日本中心に気温が下がる見込みです。

しかし18日頃からは、再び日本付近は暖かい空気に覆われ、気温の高い状態に戻りそうです。


20日頃から日本海方面から気圧の谷が南下し、全国的に雨の降るところが多くなりそうです。


24日の予想天気図では日本付近は強い冬型の気圧配置となって寒気が南下すると解析されており、2週間気温予報でも2/22〜2/26の平均気温は北海道で平年よりかなり低くなると予想されています。

全般的には気温の高い日が続きますが寒暖の差に注意が必要です。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第2号

2024年02月15日05時08分 気象庁発表

西日本から東日本の太平洋側では、16日朝にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。


[気圧配置など]

 日本の東には高気圧があって東へ移動しています。高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が西日本太平洋側に流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴い強い雨が降っている所があります。

 15日朝には日本海に低気圧が発生し、低気圧からのびる前線が16日朝にかけて日本付近を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、16日朝にかけて西日本から東日本の太平洋側で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨の降る所がある見込みです。


[防災事項]

 西日本から東日本の太平洋側では16日朝にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。