天気図、予想天気図、天気分布予想図、３か月予報分布図、３か月予報解説資料、暖候期予報分布図、暖候期予報解説資料：気象庁ホームページより
今日の日本付近は移動性高気圧に覆われ晴れているところが多くなっていますが明日には西から本州の南岸を低気圧が通過し、西日本から東日本では雨や雪が降る見込みです。
関東北部や甲信では雪となるところがある見込みで注意が必要です。
この後は３月２日頃西日本中心に強い寒気が入る見込みで注意が必要です。
２月２０日に気象庁より３月から５月の３か月予報と６月から８月の暖候期予報が発表されました。
全般的にはエルニーニョ現象が終息に向かうと予測されていることやインド洋正のダイポールモード現象も終息し、太平洋、インド洋とも全面的に海面水温が高いと予想されていることが中心となっています。
３月から５月は全国的に平年並みからやや高い程度と予想されていますが、６月から８月はエルニーニョ現象の終息と高い海面水温の影響により全国的に平年より気温が高いと予想されており、今年も暑い夏となる予想です。
またフィリピン付近では平年に比べ雲の発生が少ないと予想されているためにその周囲を回る湿った空気の流れが日本付近、特に西日本方面に流れ込みやすく期間を通じて降水量はやや多いと予想されています。
３月から５月、６月から８月とも上空の偏西風は平年よりやや南を流れると予想されています。
偏西風が平年より南を流れるということは平年より寒気が南下する機会が多いということで、特に梅雨時に寒気が南下すると大雨になりやすくなります。
この時期の暖候期予報は精度が低いといわざるをえませんが、気温がやや高め、東日本西日本で降水量が多い傾向は今年のトレンドとなりそうです。