天気図、予想天気図、積雪深分布図:気象庁ホームページより
昨日より本州の南岸を低気圧が通過しており、関東甲信地方には寒気が流れ込み、北関東や甲信の山間部では大雪となりました。
関東南部でも東京多摩地方など西部は積雪したところもありました。
低気圧が東海上に抜けた後西日本では天気が回復する見込みですがその他はすっきりしない天気が続きそうです。
8日は関東の南海上に低気圧が発生し、関東では平野部でも雪となる可能性があり注意が必要です。
また9日は日本海に発生する上空に寒気を伴った低気圧が発生して北日本を通過し、東北や北陸では荒れた天気となるおそれがあります。
11日から12日は本州付近を低気圧が発達しながら通過する見込みで西日本や東日本、北日本では太平洋側中心に再び降水量が多くなる可能性がありそうです。
16日の予想天気図では日本付近は深い気圧の谷が通過すると解析されています。
日本付近は南岸低気圧や深い気圧の谷が周期的に通過し、西日本や東日本は降水量が多くなっています。
低気圧の通過後は寒気が入って気温が下がりやすく、寒暖差が大きくなっています。
この時期多くの作物で苗作りが行われていますが、ハウスなど施設では降水後の気温低下で結露など湿度が上がり、苗立ち枯れなど病害の発生しやすい状態となります。
天気予報に注意し、低気圧の通過により雨が予想されている場合には雨がふるまえに防除を行うようにしてください。
露地作物でも南岸低気圧による雪や雨の情報に注意し、圃場の湿害や積雪に注意してください。