凍霜害リスク情報10日西日本11日東日本、今日9日は東北北陸暴風雪に注意

天気図、気象衛星画像、雨雲レーダー画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより


【凍霜害リスク情報】

明日10日は西から大きな移動性高気圧に覆われてきますが、上空には強い寒気が入っています。

放射冷却現象が加わり、10日未明は西日本、11日未明は東日本で最低気温が大幅に低くなり、茶、果樹、野菜で花芽や新芽が萌芽期から出芽期にある作物は凍霜害発生リスクが高くなります。

加温資材や送風などの対策を行なってください。


今日は日本海に上空に強い寒気を伴った低気圧があり、北陸や東北では暴風雪となるおそれがあり注意してください。


12日には本州の南岸付近を低気圧が発達しながら通過する見込みで西日本から東日本の太平洋側中心に荒れた天気となり、低気圧の発達によっては大雨となるおそれもありますので注意してください。


14日頃からは全国的に気温が高くなり、作物の生育が進む見込みです。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第3号

2024年03月08日16時22分 気象庁発表

北日本から東日本では9日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。


[気圧配置など]

 9日にかけて、北日本から東日本の上空約5500メートルには、氷点下39度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。また、日本海には発達中の低気圧があって、9日朝にかけて東北地方を通過して日本の東に達するでしょう。

 北日本から東日本では、上空寒気や低気圧に向かって流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、所々で積乱雲が発達する見込みです。


[防災事項]

 北日本から東日本では9日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。

 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。