東北・東日本太平洋側暴風、西日本東日本大雨に注意、19日頃から低温の早期天候情報

天気図、雨雲レーダー画像、気象衛星画像、予想天気図、早期天候情報分布図、気象情報:気象庁ホームページより


西から本州の南岸を低気圧が発達しながら通過しています。

西日本には活発な雨雲がかかっており、強い雨が降っているところがあります。

これから西日本東日本では大雨となるおそれがあり注意が必要です。

また東日本、北日本の太平洋側では暴風にも警戒してください。


この低気圧が通過したあと日本付近は北日本を気圧の谷が通過し南は高気圧に覆われる南高北低の気圧配置となって14日頃からは全国的に気温が上昇する見込みです。


しかし18日頃には日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となって、断続的に強い寒気が流れ込む見込みです。

気象庁より19日頃から平年よりかなり気温が低くなる早期天候情報が発表されました。

最新の情報に注意してください。


暴風と高波及び大雨に関する全般気象情報 第1号

2024年03月12日07時32分 気象庁発表

東北地方と東日本の太平洋側では、12日昼過ぎから13日明け方にかけて、非常に強い風が吹き、東日本の太平洋側では、13日昼前にかけてうねりを伴った大しけとなる所があるでしょう。暴風や高波に警戒してください。また、西日本から東日本では13日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。


[気圧配置など]

 前線を伴った低気圧が、急速に発達しながら四国の南から伊豆諸島付近を通過し、13日にかけて日本の東に進む見込みです。このため、13日にかけて、東北地方と東日本の太平洋側では、非常に強い風が吹き、東日本の太平洋側では、13日昼前にかけてうねりを伴った大しけとなる見込みです。また、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本の太平洋側では、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。


[防災事項]

<暴風・高波>

東北地方と東日本の太平洋側では、13日にかけて非常に強い風が吹き、東日本の太平洋側では、うねりを伴った大しけとなる所があるでしょう。

 12日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  東北地方       23メートル(35メートル)

  関東地方       25メートル(35メートル)

 13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、

  東北地方       23メートル(35メートル)

  関東地方       20メートル(30メートル)

 13日にかけて予想される波の高さは、

  関東地方       6メートル

の見込みです。

 東北地方と東日本の太平洋側では、13日にかけて暴風に、東日本の太平洋側では高波に警戒してください。


<大雨・雷・突風>

 低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では13日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

 13日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で

  東海地方       100ミリ

  関東甲信地方      80ミリ

の見込みです。

 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょう注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。