天気図、予想天気図、早期天候情報分布図:気象庁ホームページより
昨日西日本から東日本の太平洋側に強雨をもたらした低気圧は北日本の東海上で猛烈に発達し、一時的に冬型の気圧配置が強まっています。北陸から北日本の日本海では雪となっていますが、明日14日には冬型は緩んでくる見込みで、気温も上昇に転じてゆくでしょう。
しかし17日頃に日本付近を深い気圧の谷が通過したあとは18日頃から冬型の気圧配置となって上空には強い寒気が流れ込んでくる見込みです。
19日頃から東北地方以南で平年よりかなり気温が低くなる早期天候情報が発表されています。
【凍霜害リスク情報】
この寒気が流れ込んだ後、3/21〜3/22の予想天気図では日本付近は大きな移動性高気圧に覆われると解析されています。
上空の寒気が残った状態で放射冷却現象が加わり未明の最低気温が大幅に下がる可能性があります。
3/21の未明は西日本、3/22の未明は西日本から東日本で凍霜害発生のリスクがあります。
茶、果樹、野菜で花芽や新芽の萌芽期、出芽期、開花期に当たっている作物では凍霜害への対策を検討してください。