21日22日未明凍霜害発生に注意、24日〜25日西日本中心に大雨に注意、気温は上昇へ

天気図、アメダス気温分布図、予想天気図:気象庁ホームページより


現在インドに出張中でリアルタイムでの予報情報提供が困難ですのでご了承ください。


出張中の関係でリスク情報をお伝えできなかったのですが、今日19日の未明は西日本から東日本を小さな移動性高気圧が覆ったために放射冷却現象が加わり、最低気温が大幅に下がり、平地でも0℃前後となったところが多くなりました。

今夜から明日20日にかけては日本付近を深い気圧の谷が通過し、後半には強い冬型の気圧配置となる見込みです。

上空には強い寒気が流れ込むため日本海側では大雪となるおそれがあり、西日本から東日本では雷、突風、ひょうなど激しい気象にも注意してください。


その後は再び西から大きな移動性高気圧に覆われるため、西日本から東日本では放射冷却現象が加わり、未明の最低気温が大幅に下がり、凍霜害発生のリスクがありますので、茶、果樹、野菜で花芽や新芽の萌芽期、出芽期、開花期に当たっている作物は加温資材や送風による対策を行なってください。


その後24日頃から気温は上昇しますが、本州付近には前線が停滞し、前線上を低気圧が通過する見込みで西日本中心に大雨となるおそれがあり、最新の情報に注意してください。

西日本から東日本ではなたね梅雨のような天気が続きそうですので、施設作物、露地作物とも病害の発生に注意が必要です。