天気図、予想天気図、1か月予報分布図:気象庁ホームページより
インド出張より帰国しましたが、まだリアルタイムでの予報情報を提供するのが困難な状態ですのでご了承ください。
今日24日は本州付近に梅雨時のような停滞前線がかかり、九州では3月としては記録的な大雨となったところがありました。
明後日26日はこの前線上を低気圧が発達しながら本州の南岸付近を通過する見込みで西日本から東日本の太平洋側中心に大雨や荒れた天気となるおそれがあり注意が必要です。
【凍霜害リスク情報】
この低気圧が抜けたあと3/27と3/28は日本付近は大きな移動性高気圧に覆われる見込みです。
上空の寒気は真冬ほどではありませんが、放射冷却現象が加わり3/27と3/28の未明は気温が大きく下がる可能性があり、東日本から東北南部で茶、果樹、野菜の萌芽期から出芽期、開花期に当たっている作物では凍霜害発生のリスクがありますので、加温資材や送風などの対策をご検討ください。
今年は2月下旬から3月20日前後の気温が低かったために昨年ほど作物の生育、特に被害を受けやすいおうとう(さくらんぼ)の開花やアスパラガスの出芽は早くはなさそうですが、前日の雨と放射冷却による気温の低下が重なり、0℃前後まで気温が下がると霜や凍結の被害が出やすくなりますので注意してください。
3/21に気象庁より3/23〜4/22の1か月予報が発表されました。
全般に日本付近は寒気の影響を受けにくく、暖かい空気に覆われる日が多くなり、全国的に、特に東日本西日本では平年より気温が高いと予想されています。
また本州付近は前線や低気圧の影響を受け、東日本西日本ではなたね梅雨のような天気の日が多く西日本、特に九州を中心に降水量が平年より多いと予想されています。
日本の南海上には早くも夏場に発達する太平洋高気圧のはしりのような状態となって張り出し、その周辺をまわるように暖かく湿った空気が流れ込んでくると予想されています。