9日にかけ関東甲信大雨注意、10日11日未明凍霜害発生リスク(東北・甲信)

天気図、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより


本州の南海上には前線が停滞しており、明日9日は前線上を低気圧が進み、関東甲信では大雨となるおそれがあり気象庁より注意情報が発表されています。


凍霜害発生リスク情報:

10日未明、11日未明は上空に寒気が入り、大きな移動性高気圧に覆われ放射冷却現象が加わって最低気温が大きく下がる見込みです。

東北地方や甲信地方では最低気温が0℃前後まで下がる可能性があり、果樹、野菜で萌芽期、出芽期、開花期にある作物、特におうとうやアスパラガスは凍霜害発生リスクが高くなりますので、加温資材や送風などの対策を行なってください。


大雨に関する関東甲信地方気象情報 第1号

2024年04月08日05時53分 気象庁発表

関東甲信地方では、8日朝から9日昼過ぎにかけて、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。


[気象状況と予想]

 前線が東シナ海から伊豆諸島付近を通って日本のはるか東にのびています。8日夜には前線上の四国の南に低気圧が発生し、9日にかけて本州南岸を東北東へ進む見込みです。

 前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、関東地方の沿岸部では9日未明から夕方にかけて大気の状態が不安定となり、伊豆諸島では9日明け方から夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。


[防災事項]

 伊豆諸島では8日朝から9日昼前にかけて、関東地方の沿岸部では9日朝から昼過ぎにかけて、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達したり、停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 また、伊豆諸島では、9日明け方から夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。


[雨の予想]

8日に予想される1時間降水量は、多い所で、

 伊豆諸島 30ミリ

9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部 30ミリ

 関東地方南部 40ミリ

 伊豆諸島   40ミリ

8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部 50ミリ

 関東地方南部 50ミリ

 伊豆諸島   80ミリ

その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、

 関東地方北部 100から150ミリ

 関東地方南部 100から150ミリ

 伊豆諸島   100から150ミリ