天気図、気象衛星画像、予想天気図(加工含む)、3か月予報分布図、3か月予報解説資料、気象情報(黄砂情報):気象庁ホームページより
【23日に掲載した5/1、5/3頃北日本の凍霜害発生リスクは低くなりました】
昨日東日本、西日本に雨を降らせた低気圧は本州の東海上に抜け、また日本海には上空に寒気を伴った低気圧が停滞し渦を巻いている状態が気象衛星画像で確認できます。
25日は東日本の太平洋側ではフェーン現象が発生して気温が上昇し、最高気温が30℃以上の真夏日となるところもありそうです。
また日本海の低気圧の西側には黄砂が確認されており、気象庁より東日本や北日本には黄砂に関する注意情報が発表されています。(下記参照)
作物の汚れなどに注意してください。
23日に掲載した5/1、5/3頃の北日本の凍霜害リスクは寒気の後退が早く発生リスクは低くなりました。
23日に気象庁より5月~7月の3か月予報が発表されました。
太平洋赤道域やインド洋赤道域に注目すると、太平洋はエルニーニョ現象が終息に向かっていますがまだしばらく影響が残る見込みで太平洋は全域で平年より海面水温の高い状態が続いています。
またインド洋は西部で海面水温が高い正のダイポールモード現象のような状態となっており、日本付近、特に西日本方面には暖かく湿った空気が流れ込みやすい気圧配置となる日が多くなると予想されています。
3か月を通じた気温は全国的に高く、特に東日本西日本ではかなり高くなると予想されています。
降水量は西日本の太平洋側中心に北海道を除き全国的に多いと予想されています。
現在日本付近は南海上に前線が停滞し既に梅雨前のような天気図となっている日が多くなっていますが、梅雨入りも平年より早くなる可能性が高いとみられます。
気温も高いので、今年は病害の発生、害虫の発生共に多くなる可能性が高くなります。要注意の年となりそうです。
黄砂に関する全般気象情報 第5号
2024年04月25日05時32分 気象庁発表
東日本では26日、北日本では26日から27日にかけて、黄砂が予想されます。
東日本では26日、北日本では26日から27日にかけて、黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となるでしょう。所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。
屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。
*視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。