1か月予報(5/18〜6/17)全国的に気温高い、東日本西日本太平洋側降水量多い、害虫・病害とも多発に注意

天気図、予想天気図、1か月予報分布図:気象庁ホームページより


日本海側の各地に暴風などをもたらした寒冷渦はオホーツク海方面に抜け、全国的に晴れています。

空気は乾燥していますが、各地とも気温の上昇には注意してください。


明日は西日本の南海上から前線が北上し、20日にかけて西日本、東日本の太平洋中心に雨が降る見込みです。

これ以降本州の南海上には梅雨前線が停滞し、西日本から東日本の太平洋側は雲の多い天気が続く見込みです。


5/16に気象庁より5/18〜6/17の1か月予報が発表されました。

日本付近は、北日本は寒気の影響を受ける時期もあり東日本や西日本よりはやや低いですが全般に暖かい空気に覆われ、平年より気温がかなり高くなる予想となっています。

本州の南に停滞する前線の影響で西日本の太平洋側中心に、西日本や東日本の太平洋側では平年より降水量が多いと予想されています。


既に西日本から東日本では果樹のカメムシが多発し、多くの県で注意報が発表されています。

今後も高温が続きますので、カメムシ以外にもダニ、アブラムシ、アザミウマ、チョウ目などの害虫は発生が早く、多くなるおそれがありますので防除対策などは早めに行なってください。

また西日本の太平洋側では降水量が平年より多くなっています。

各作物とも病害の発生にも注意が必要です。