24日頃から気温一段下がる、3か月予報(6月〜8月)全国的に気温高い、梅雨時期西日本太平洋側中心に降水量多い

天気図、予想天気図、3か月予報分布図:気象庁ホームページより


今日も本州の南海上には前線が停滞し、西日本の太平洋側では雨が降っています。

5月は全般に西日本や東日本の太平洋側で雨が多くなり、収穫前の時期に当たる小麦など麦類で赤かび病が多発しており各県で注意報が発表されています。


この後24日頃から上空に寒気が入り、北日本の早いところでは24日頃から、その他の地方でも25日頃から気温が一段下がるところが多くなりそうです。

結露しやすい状態となりますので、施設作物、露地作物とも病害の発生に注意が必要です。病害は予防的防除が効果的です。防除を検討してください。


5/21に気象庁より6月から8月の3か月予防が発表されました。

現在太平洋赤道付近はエルニーニョ現象が終息し、平年並みに近い状態で夏にかけてラニーニャ現象に転ずる可能性が高くなっています。

その状況を受けて、夏場は太平洋高気圧の西への張り出しが強く、日本付近は西日本中心に全国的に平年より気温が高いと予想されています。

また梅雨どきは太平洋高気圧の周辺を周る暖かく湿った空気が入り、6月は西日本太平洋側、7月は西日本から東日本太平洋側、8月は北日本で降水量が多くなると予想されています。


今年は梅雨前半の雨に注意が必要な年となりそうです。