28日西日本東日本太平洋側大雨に注意、29日以降は全国的に気温低い、病害多発に注意

天気図、予想天気図、気象衛星画像、2週間気温予報分布図:気象庁ホームページより


今日も日本付近は高気圧に覆われて晴れているところが多くなっています。

この後27日に日本海に前線や低気圧を含む深い気圧の谷が進んでくる見込みです。

この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、全国的に南寄りの強風が吹き、日本海側ではフェーン現象により気温が上昇する見込みです。

そして28日は西日本から東日本の太平洋側中心に警報級の大雨となるおそれがあり、注意が必要です。


この気圧の谷が抜けたあと、日本付近は冷涼な高気圧に覆われて、気温の低い状態となる見込みです。

6月に入っても、南岸低気圧や北から寒気の南下が続き、2週間気温予報でも日本海側や東日本の太平洋側などで平年より気温が低いと予想されています。

雨の振りやすい季節に入っていますがこの時期の低温では病害が多発する可能性が高くなりますので、計画的な防除を行なうようにしてください。


またフィリピン付近には台風1号が発生しました。

この台風の東側を吹く風が前線に向かって暖かく湿った空気をもたらし、活動が活発となる見込みですので、28日の大雨に関する情報に注意してください。