天気図、気象衛星画像、雨雲レーダー画像、予想天気図、早期天候情報分布図、気象情報:気象庁ホームページより
九州南部、四国、東海では線状降水帯発生の危険が高まっており、気象庁より注意情報が発表されています。
厳重に警戒してください。
昨日気象庁より、6/2頃から北海道除く全国的に気温が平年よりかなり低くなる早期天候情報が発表されました。
日本付近はオホーツク海に中心をもつ冷涼な高気圧に覆われ、北東からの冷たいヤマセのような風が吹く可能性が出てきています。
この時期水稲をはじめ、定植直後の作物が多い時期ですが、活着不良や病害の多発などに注意が必要です。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号
2024年05月28日05時13分 気象庁発表
九州南部・奄美地方では28日日中にかけて、四国地方は28日日中は、東海地方では28日午後は、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。南西諸島や西日本は28日は、東日本や東北地方は29日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
[気圧配置など]
東シナ海にある前線を伴った低気圧が、28日は発達しながら西日本から東日本太平洋側を進み、29日には日本の東に達する見込みです。
低気圧や前線に向かって、沖縄の南や日本の南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
南西諸島や西日本は28日は、東日本や東北地方では29日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、九州南部では28日は、局地的に猛烈な雨が降る見込みです。
29日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東海地方 350ミリ
近畿地方、四国地方 250ミリ
関東甲信地方、九州南部 200ミリ
九州北部地方、奄美地方 150ミリ
東北地方、伊豆諸島、沖縄地方 120ミリ
の見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
九州南部・奄美地方
宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く) 28日日中にかけて
奄美地方 28日日中にかけて
四国地方
徳島県、高知県 28日日中
東海地方
岐阜県、静岡県、愛知県 28日午後
です。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。