2日3日東北東日本寒冷渦による激しい気象に注意、1か月予報(6/1~6/30)1週目の低温注意、西日本東日本降水量多い、病害発生に注意

4日21時の予想天気図(加工)
4日21時の予想天気図(加工)

天気図、予想天気図(加工含む)、1か月予報分布図:気象庁ホームページより


今日は東北地方には弱い気圧の谷があってところどころで雨が降っていますがそれ以外は晴れているところが多くなっています。


明日2日には上空に寒気を伴った低気圧、寒冷渦が日本海に進んできて、3日にかけて東北地方から東日本で大気の状態が不安定となり、雷雨、突風、ひょうなど激しい気象が発生するおそれがあり注意が必要です。


4日以降は日本付近をオホーツク海に中心を持つ冷涼な高気圧に覆われ、北海道や西日本では晴れるところが多くなる見込みですが、全国的に気温は低く、東北地方や東日本には北東からの湿ったヤマセのような気流が発生し曇りや雨の日が多くなる見込みです。

特に8日から9日にかけては再び上空に強い寒気を伴った低気圧、寒冷渦が東日本から北日本を通過すると解析されており、冷たい雨が降る可能性があります。

全般に病害が多発しやすい環境となりますので注意が必要です。


5/30に気象庁より6月1日から6月30日の1か月予報が発表されました。

冷涼な高気圧に覆われる1週目から2週目の前半までは全国的に気温が低く特に西日本では平年よりかなり低い時期が続く見込みです。


6月10日の予想天気図では西から梅雨前線が北上すると解析されており西日本の梅雨入りが近いとみられます。

1か月を通じた降水量は東日本から西日本、特に西日本の太平洋側で多いと予想されており、6月中旬以降梅雨入りしてからの大雨に注意が必要といえそうです。