天気図、予想天気図(加工含む)、1か月予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより
明日16日は梅雨前線は本州の南海上に下がっていますが、日本海の上空には寒気を伴った低気圧が南下し、北日本から西日本にかけて大気の状態が不安定となる見込みです。
気象庁より雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する情報がはっぴょうされています。
このあと日本付近は18日に西から梅雨前線が西日本に近づき、湿った空気が流れ込み、大雨となるおそれがあり注意が必要です。
しかし今回も梅雨前線の北上は一時的で、梅雨入りとなるかどうかは微妙です。
21日頃にかけては梅雨前線が日本海まで北上すると解析されており、これが梅雨入りとなる可能性は高くなっています。
深刻な渇水が続く東方地方は明日は雨は降る見込みですが渇水を解消するような雨量は期待できず、まだしばらく厳しい状態が続きそうです。
13日に気象庁より6月15日から7月14日の1か月予報がが発表されました。
梅雨前線の北上は遅れていますが、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、気温は全国的に平年より高いと予想されています。
また降水量は西日本、東海、北陸、北海道の日本海側では平年より多いと予想されています。
梅雨入りした途端に大雨という状況もありそうですので備えは充分におこなってください。
雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第1号
2024年06月15日16時57分 気象庁発表
西日本から北日本にかけての広い範囲で、16日は大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な激しい雨に注意してください。
[気象概況]
16日の朝までに日本海で低気圧が発生し北東に進む見込みです。この低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むとともに、北日本を中心に上空約5500メートルに、氷点下12度以下の寒気が流れ込むでしょう。また、日中の気温の上昇の影響も加わり、西日本から北日本にかけての広い範囲で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
[防災事項]
西日本から北日本では、16日は、落雷、竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。