天気図、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
今日も梅雨前線は本州の南海上に離れていますが、西から気圧の谷が近づき明日18日は前線が北上し、前線上を低気圧が通過する見込みです。
西日本から東日本の太平洋側では明日18日にかけ雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、気象庁より注意情報が発表されています。
大雨に注意してください。
その後日本付近は梅雨前線が一旦南海上に離れるため天気は回復するところが多くなりますが、21日から22日にかけては西から前線や低気圧が北上し、本州付近を通過する予想です。
梅雨入りが遅れている九州南部、四国以外の西日本、東日本もこの頃には梅雨入りする可能性が高そうです。
しかし渇水の続く北日本や北陸は22日頃は雨が降りそうですが、渇水の解消には程遠い状態が続きそうです。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号
2024年06月17日05時00分 気象庁発表
南西諸島と西日本では18日にかけて、東日本では18日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
17日は、前線が華中から西日本太平洋側にのびるでしょう。また、17日朝までに前線上の東シナ海に発生する低気圧が、17日は東シナ海を、18日は西日本から東日本の太平洋側を発達しながら東北東へ進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、南西諸島から東日本では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の予想]
南西諸島と西日本では18日にかけて、東日本では18日は、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
17日6時から18日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
九州南部 250ミリ
四国地方 180ミリ
九州北部地方 150ミリ
奄美地方 120ミリ
近畿地方 100ミリ
東海地方、沖縄地方 80ミリ
その後、18日6時から19日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東海地方 300ミリ
関東甲信地方 150ミリ
近畿地方、四国地方、沖縄地方 120ミリ
九州南部、奄美地方 80ミリ
[防災事項]
南西諸島と西日本では18日にかけて、東日本では18日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
なお、積乱雲が予想よりも発達したり停滞した場合は、雨量が増えるおそれがあります。