天気図、雨雲レーダー画像、気象衛星画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
西から梅雨前線の活動が活発化しており、発達した雨雲が九州にかかり始めています。
この後さらに発達した雨雲が次々と西日本にかかりますので、明日28日にかけ大雨に注意が必要です。
また明後日29日にかけては東日本、特に東海や北陸で大雨になるおそれがあり注意してください。
30日頃から梅雨前線が北上し、7/1頃からは北日本にかかって低気圧が通過する見込みで北日本は大雨になる可能性があります。
西日本、東日本の大雨については気象庁より注意情報が発表されています。(下記参照)
30日頃からの梅雨前線の北上に伴い、東日本や西日本は太平洋高気圧の圏内となり、かなり気温が高くなる見込みです。
7/4頃まではこの状況が続きそうですので、高温に注意してください。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号
2024年06月27日05時07分 気象庁発表
西日本では29日にかけて、東日本では28日から29日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が華中から東シナ海を通り、西日本にのびており、前線上の華中には低気圧があって東北東へ進んでいます。梅雨前線は、27日は西日本を北上し、28日にかけて東日本へのびるでしょう。また、前線上の低気圧が東北東へ進み、28日にかけて日本海に進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となるため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の予想]
西日本では29日にかけて、東日本では28日から29日は、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
27日6時から28日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
九州北部地方 250ミリ
九州南部 150ミリ
中国地方、四国地方 100ミリ
その後、28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
四国地方 200ミリ
東海地方、近畿地方、九州北部地方 150ミリ
関東甲信地方、九州南部 120ミリ
北陸地方、中国地方 100ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。