天気図、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
梅雨前線のかかっている東北地方や北陸では強い雨の降っているところがあり、気象庁より4日にかけて大雨に対する注意情報が発表されています。
梅雨前線は北日本から本州の日本海側付近に停滞する見込みで、6日頃から再び北日本や本州の日本海側で大雨となるおそれがあり注意が必要です。
10日の予想天気図では日本海南部、本州の日本海側に上空に寒気を伴った低気圧の通過が予想されており、梅雨後半、末期の大雨の典型的なパターンです。西日本から北陸、東北など広い範囲で大雨の可能性があり、注意が必要です。
各地とも曇りや雨、湿度の高い状態が続き病害の多発しやすい環境です。
水稲でいもち病の箱処理をおこなっているところでは特に問題となる状況ではありませんが、予防的防除をおこなっていないところやその他の作物ではただちに防除してください。
4日の後半から5日は全国的に一時的に天気が回復する見込みですので防除可能なタイミングとなります。
大雨に関する全般気象情報 第9号
2024年07月03日16時05分 気象庁発表
北陸地方や東北地方は4日にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気象概況]
梅雨前線が日本海から東北地方を通って日本の東にのびています。
前線は、4日にかけて北陸地方や東北地方に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となる所があるでしょう。
[雨の予想]
北陸地方や東北地方は4日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。また、これまでの雨により地盤が緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北陸地方、東北地方 120ミリ
[防災事項]
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や突風に注意してください。