明日12日にかけ西日本大雨注意

天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより


梅雨前線が本州付近に停滞し、九州、四国、北陸などで強い雨の降っているところがあります。

明日にかけて九州北部などで大雨となるおそれがあり注意が必要です。

西日本全般に14日頃にかけても大雨となる可能性があり注意してください。


日本付近は18日頃から梅雨前線が不明瞭となり、梅雨明けが近づいていますが、20日から21日の予想天気図には、日本の南に熱帯が解析されており、動向によっては日本の天気に影響を与える可能性があり注意が必要です。


大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第8号

2024年07月11日05時19分 気象庁発表

東北地方から西日本にかけて11日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。


[気象概況]

 前線が華中から西日本、北日本を通って日本の東にのびています。前線上の三陸沖には低気圧があって東北東に進んでいます。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となっており、西日本では雷を伴った非常に激しい雨の降っている所があります。

 低気圧は12日にかけて千島の東に進み、前線が南下して九州南部から本州南岸にかけて停滞する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。

 

[雨の予想]

 東北地方から西日本では11日は、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。東北地方や北陸地方では大雨の峠は越えつつありますが、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

 11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  九州北部地方      180ミリ

  関東甲信地方、近畿地方 100ミリ

 その後、12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

  九州北部地方      150ミリ


[防災事項]

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。