天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
本州付近には梅雨前線がかかり、現在東海や近畿などで強い雨の降っているところがあります。
この後も梅雨前線のかかる西日本中心に14日にかけ大雨となるおそれがあり、注意が必要です。
気象庁より注意情報が発表されています。
梅雨前線は17日頃から不明瞭となり、20日の予想天気図ではほぼ解消していますので、西日本から東日本ではこの間に梅雨明けする可能性があります。
本格的な夏が到来し、気温も再び上昇してゆく予想ですので作物の高温障害などへの対策を行なってください。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第10号
2024年07月12日05時09分 気象庁発表
西日本では土砂災害に厳重に警戒し、東日本では土砂災害に警戒してください。また、西日本と東日本では、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。また、前線上の九州付近には低気圧があって東へ進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となっており、西日本では雷を伴った非常に激しい雨が降り、土砂災害の危険度が高まっている所があります。
梅雨前線は13日にかけて、西日本から東日本の太平洋側に停滞し、12日は、前線上の低気圧が西日本から東日本の太平洋側を東北東へ進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発となるため、西日本と東日本の太平洋側では、引き続き大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の予想]
西日本では13日にかけて、東日本の太平洋側では12日は、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
九州南部 120ミリ
関東甲信地方、東海地方、近畿地方、四国地方、九州北部地方
100ミリ
[防災事項]
西日本では土砂災害に厳重に警戒し、東日本では土砂災害に警戒してください。また、西日本と東日本では、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。