令和6年梅雨明け情報、天気図、予想天気図:気象庁ホームページより
気象庁より昨日17日に九州南部、今日18日に関東甲信、東海の梅雨明けが発表されました。
梅雨前線が北上し、太平洋高気圧圏内となって晴れたことで梅雨明け発表となった模様です。
梅雨前線は現在東北地方から日本海北部付近に停滞していますが、前線上を低気圧が進んでくるため、明日19日から21日にかけて北日本の日本海側では大雨となるおそれがあり、注意が必要です。
6月下旬から7月上旬にかけて梅雨前線が日本海付近に停滞していたため、その南側にあたる西日本全般に、中国大陸からウンカ類などを運ぶ飛来好適気流が発生し、九州などでは過去最大規模でトビイロウンカの飛来が確認されています。
5年から6年前の多飛来時と比較してウンカ類に効果の高い箱処理剤が普及しており、まだ充分残効がある時期ですが、残効切れの懸念がある早期水稲や箱処理剤の防除があまり行われない飼料用稲の圃場では被害が発生する懸念がありますので、防除対策の検討が必要です。
また春先から果樹などで多発しているカメムシ類ですが、水稲でもイネカメムシの多発が報告されている他、斑点米カメムシ類の多発も懸念されています。
早めの防除を行なうようにしてください。