天気図、天気分布予想図、気象衛星画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
今日も西日本の南海上に中心を持つ高気圧が東日本の太平洋側から西日本を覆い、早い時間から気温が上昇しています。
今日も関東東海近畿など中心に35℃以上の猛暑日となるところが多く注意が必要です。
またこの高気圧を取り巻くように雨雲の帯が北日本にかかっています。
北日本や北陸、特に東北地方はこのあとも梅雨前線がかかり、中国大陸に上陸して変わった大量の水蒸気を含む低気圧が近づいてくるため、30日にかけて大雨に厳重に注意してください。
東日本太平洋側から西日本は今後も高温に対する注意が必要ですが、週間予想天気図では8月に入ると日本の南海上には熱帯低気圧の発生が解析されており、8月上旬以降の列島の天気を大きく左右する可能性があり、今後の動向に注意が必要です。
大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報 第18号
2024年07月28日05時21分 仙台管区気象台発表
東北地方では、すでに警報級の大雨となっている所がありますが、東北日本海側では、警報基準を大きく超えるような大雨が30日にかけて続く見込みです。また、東北日本海側では、氾濫の発生している河川や増水している河川があります。東北地方では、30日にかけて、河川の増水や氾濫、土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
[気象概況]
梅雨前線が、華北から北日本を通って日本の東にのびています。前線は29日にかけて北日本に停滞し、その後、30日にかけて東北地方をゆっくり南下するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北地方では大気の状態が不安定となる見込みです。
東北地方では前線や暖かく湿った空気の影響を受けるため、30日にかけて大雨となる所があるでしょう。
[雨の予想]
28日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 40ミリ
東北太平洋側 40ミリ
29日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 50ミリ
東北太平洋側 50ミリ
28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 180ミリ
東北太平洋側 150ミリ
その後、29日6時から30日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 200ミリ
東北太平洋側 150ミリ
[防災事項]
東北地方では、すでに警報級の大雨となっている所がありますが、東北日本海側では、警報基準を大きく超えるような大雨が30日にかけて続く見込みです。また、東北日本海側では、氾濫の発生している河川や増水している河川があります。東北地方では、30日にかけて、河川の増水や氾濫、土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒してください。29日夜遅くにかけて、落雷や突風、ひょうに注意してください。