23日頃北日本大雨となるおそれ、8月下旬は前線停滞で全国的に曇りや雨の日多い見込み

天気図、台風経路図、気象衛星画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより


台風9号は東シナ海を北上しており、この後朝鮮半島方面に進む見込みです。

台風の東側では南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、全国的に大気の状態が不安定で、今日も雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報が発表されています。

この後台風は熱帯低気圧や温帯低気圧となって前線を伴い朝鮮半島方面から沿海州、オホーツク海方面に進む見込みです。

23日頃はこの低気圧や前線の影響で北日本では大雨となるおそれがあり注意が必要です。


またこの前線は秋雨前線となって8月下旬は日本海から本州付近に停滞すると予想されていますので、全国的に曇りや雨の日が多くなりそうです。

ようやく猛暑も終わりが近づいて来ました。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第4号

2024年08月20日05時43分 気象庁発表

北日本から西日本では、20日は落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。


[気象概況]

北日本から西日本では、太平洋高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。また、強い日射による気温上昇により、大気の状態が非常に不安定となって、雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。


[防災事項]

落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。