台風10号27日〜28日本州に接近上陸のおそれ、1ヶ月予報(8/24〜9/23)全国的に気温高く降水量も多い

天気図、気象衛星画像、台風経路図、予想天気図、1ヶ月予報分布図、気象情報:気象庁ホームページより


台風10号は日本のはるか南海上をやや発達しながら北上しています。

昨日までの予報より日本の南海上までやや西寄りに進み、その後東寄りに向きを変え、東日本から西日本に接近、上陸する可能性が高くなっています。

また西寄りのコースとなったために、本州到達は27日から28日とズレてきています。


日本付近は太平洋高気圧の縁に当たっており、南海上から暖かく湿った空気の入りやすい状態が続いており、今日から明日にかけても雷、突風、ひょうなど激しい気象とともに局地的な強い雨の降るおそれがあり、気象庁より引き続き注意情報が発表されています。


台風が近づく頃には本州の日本海側付近に秋雨前線が顕在化する予想で、台風本体の影響が出る前から大雨に対する注意が必要です。


22日に気象庁より8/24〜9/23の1ヶ月予報が発表されました。

日本付近は引き続き暖かい空気に覆われ、期間を通じて全国的に平年より気温の高い状態が続くと予想されています。

また台風など熱帯擾乱や湿った空気が本州に影響を与えやすい状態が続くことや、北日本にも気圧の谷が影響する時期があるため、期間を通じた降水量は全国的に平年より多いと予想されています。


まずは26日までに台風への対策を行なうようにしてください。



雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第2号

2024年08月24日04時51分 気象庁発表

北日本と西日本では24日は、東日本では25日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意してください。


[気象概況]

 北日本から西日本では、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴った激しい雨が降っている所があります。

 北日本と西日本では24日は、東日本では25日にかけて、引き続き、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。


[防災事項]

 落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農産物や農業施設の管理にも注意してください。