天気図、雨雲レーダー画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより
台風10号は東海地方の南海上で弱まり熱帯低気圧となった後消滅していますが、東日本や北陸には湿った空気が入り続けており、強い雨の降っているところがあります。
北からは秋雨前線が南下し、北海道や東北地方でも雨の降っているところがあります。
北日本、東日本では大気の状態が不安定で雷、突風、ひょうなど激しい気象や局地的な大雨に注意が必要で、気象庁より注意情報が発表されています。
東日本では4日(水)頃まで不安定な天気に注意してください。
秋雨前線の北側に入る北日本は上空に寒気が入り、放射冷却現象も加わり朝晩は涼しくなり、秋の気配を感じられそうです。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号
2024年09月02日05時08分 気象庁発表
北日本と東日本では、2日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
前線が日本海から北日本を通って日本の東へのび、3日にかけて本州付近を南下する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北日本から東日本では、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。また、東日本太平洋側を中心に、これまでの大雨により、土砂災害の危険度が高まっている所があります。
[雨の予想]
北日本から東日本では3日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道地方 80ミリ
東北地方 120ミリ
関東甲信地方 80ミリ
関東地方 80ミリ
北陸地方 80ミリ
東海地方 80ミリ
その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 120ミリ
東海地方 120ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。