日本の南海上の熱帯低気圧の動向注意、東日本西日本は高温続く

天気図、気象衛星画像、予想天気図、早期天候情報分布図:気象庁ホームページより


関東に強雨をもたらした前線は海上に抜け、ようやく天気は回復しています。

この後5日頃から北日本を前線が通過し、7日から9日にかけて東日本を南下する見込みです。

例年ですと前線が通過した後は秋の空気に入れ替わり秋の気配を感じられるようになる形ですが、今年は上空の偏西風が例年よりかなり北を流れており、寒気の南下は北日本だけに限られそうです。


東日本や西日本は暖かい空気に覆われ続け、9/8頃からの高温に関する早期天候情報が発表されています。


また日本の南海上には2つの熱帯低気圧があって、東日本の南東海上にある一つは発達することはなさそうですが、はるか南海上の一つは今週末以降沖縄や西日本の天気に大きな影響を与える可能性があり注意が必要です。


11日の予想天気図ではこの熱帯低気圧は九州の西の東シナ海にあると解析されており、この状況では先週から今週にかけ暴風や大雨をもたらした台風10号同様本州付近に湿った空気が流れ込む可能性があります。

今後の動きに注意が必要です。