天気図、予想天気図、台風経路図、気象衛星画像、気象情報:気象庁ホームページより
今日も関東甲信地方は湿った空気げ流れ込んで大気の状態が不安定で局地的な雷雨など激しい気象に注意が必要です。
日本のはるか南のマリアナ諸島付近の熱帯低気圧は今後台風13号に発達する見込みです。
この台風は15日頃に沖縄方面に近づくと予想されており、今後の動向に注意が必要です。
現在沖縄付近にある熱帯低気圧の東側に当たる西日本の太平洋側は南から湿った空気が流れ込みやすく、しばらく雲の多い天気が続きそうです。
北日本は気圧の谷が通過した後は寒気が入り秋の気配が感じられるようになってきましたが、東日本西日本は上空に暖かい空気が居座り、真夏日や猛暑日となるところが多くなっています。
19日の予想天気図では気圧の谷の通過後に寒気が本州まで南下し、南海上には熱帯低気圧又は台風があると解析されており、台風シーズン最盛期のような気圧配置です。
東日本西日本の秋の気配は9月下旬以降となりそうです。
大雨と雷及び降ひょうに関する関東甲信地方気象情報 第5号
2024年09月10日05時54分 気象庁発表
関東地方北部と甲信地方では、10日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
関東甲信地方は、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みの影響で、大気の状態が不安定となっています。
関東甲信地方では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
関東甲信地方では、暖かく湿った空気と日中の気温上昇の影響で、引き続き10日夜遅くにかけて大気の状態が不安定となる見込みです。
[雨の予想]
関東地方北部と甲信地方では、10日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
10日に予想される1時間降水量は多い所で、
関東地方北部 30ミリ
甲信地方 40ミリ
10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東地方北部 50ミリ
甲信地方 60ミリ
[防災事項]
関東地方北部と甲信地方では、10日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。