天気図、台風経路図、気象衛星画像、予想天気図:気象庁ホームページより
小笠原諸島付近には台風17号があって北に進んでいます。
台風の雨雲自体はそれほど大きくありませんが台風の周囲をまわるように湿った空気が流れ込み、東日本や西日本の太平洋側中心に雨の降っているところがあります。
台風17号は明日から明後日にかけて関東の南東海上を本州に沿って北上する見込みです。
千葉県など台風の進路に近い地域では強風域に入るおそれがありますので注意してください。
一方台風18号は台湾とフィリピンの間のバシー海峡にあって中心気圧が935hpaで非常に強い勢力に発達しています。
台風は台湾付近を通過し、4日から5日にかけ東シナ海を北上する予想です。
昨日までの予想に比べて東シナ海に入ってからの動きが遅くなり、九州方面や温帯低気圧にいつ変わるか、温帯低気圧に変わってからの動きも不確かになっています。
今後の進路予想に注意してください。
昨日21時時点での10月9日21時の予想天気図では、日本付近には西から寒気が流れ込み、秋を感じさせる気圧配置となっています。
しかし、日本の南海上は引き続き熱帯低気圧や台風が発生しやすい状況が続きますので、注意が必要です。