台風18号は台湾付近を迷走、3日から4日にかけ全国的に強雨に注意

天気図、台風経路図、気象衛星画像、予想天気図、気象情報:気象庁ホームページより


台風18号は台湾の南海上をゆっくり北上していますが、昨日までと進路予想が変わり、台湾付近を迷走、南シナ海へUターンする見込みとなっています。

同じようなところに停滞しているため海面水温が下がり、台湾の影響で勢力は弱まってきていますが、引き続き今後の動向には注意が必要です。


本州付近は西日本付近に上空に寒気を伴った低気圧があって、湿った空気が流れ込み、西日本や東海、北陸などで強い雨が降っています。

明日にかけては北日本から東日本、西日本で強い雨が降るおそれがあり注意が必要です。

東日本、西日本では雷、突風、ひょうなど激しい気象に関する注意情報も発表されています。

今週末は全国的に一旦天気は回復する見込みですが、来週は再び秋雨前線が本州に停滞し、曇りや雨の降るところが多くなる見込みです。


雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第2号

2024年10月03日05時16分 気象庁発表

西日本から東日本では4日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。


[気象概況]

 前線が西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が4日にかけて、西日本から日本海に進む見込みです。

 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では4日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。


[防災事項]

 落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。