秋雨前線は10日頃まで停滞、その後ようやく秋晴れの見込み 1ヶ月予報(10/5~11/4)全国的に引き続き気温平年より高く、降水量多い

天気図、予想天気図、気象衛星画像、1ヶ月予報分布図:気象庁ホームページより


今日は秋雨前線が本州の南岸まで下がり、東日本から西日本の太平洋側で雨となっています。

明日7日は前線の活動はやや弱まりますが、7日から8日は再び活発となり、特に7日や8日の予想天気図では本州の日本海側に活発な雨雲がかかると解析されており、被災地をはじめ北陸中心に大雨に対する注意が必要です。


しかし10日頃には大陸から秋の移動性高気圧が張り出してきて、11日には日本列島を広く覆うようになりそうです。

ようやく秋晴れのさわやかな日が訪れそうです。


10/3に気象庁より10/5~11/4の1ヶ月予報が発表されました。

秋雨前線が本州の南岸まで南下し、ようやく秋の気配が訪れてはいますが、平年のこの時期と比べるとまだ太平洋高気圧が強く、この先1ヶ月も気温の高い状態が続くと予想されています。

また本州付近には秋雨前線が停滞する日が多く、北海道の日本海側やオホーツク海側を除き、全国的に降水量は平年より多い予想です。


しかし熱帯太平洋の海面水温はラニーニャ現象の発生に向かっており、この冬は日本付近に寒気の南下する日が多くなり、寒い冬になる予想です。

11月になると急に冬型の気圧配置となって木枯らしが吹き、気温が下がるということも予想されますので注意が必要です。